埼玉県公立小中学校事務職員研究協議会 第2回学校事務研修会 2023.7.25  埼玉県県民活動総合センター

 

組織で活用するエニアグラム 「自己理解」と「他者理解」

2月にホテルイベントとしてのセミナーに登壇させていただいたご縁で、埼玉県公立小中学校事務職員研究協議会の研修会を7/25に担当させていただきました。

 

テーマは「組織で活用するエニアグラム」~自己理解と他者理解~

2時間半のセミナー冒頭は、中村によるエニアグラムの誤活用を防ぐための「心理学的タイプの概論」からスタート。

エニアグラムは自己理解・他者理解をはじめ、コミュニケーション力向上や適職やキャリア開発など多岐にわたって大変有効な自己成長システムですが、それを可能にする上では避けて通れないトラウマなどにも触れるため、表面的な部分だけで軽々しく扱うと自分にとっても他者にとっても害になります。そのためこれをテキストの冒頭に示し、口頭でも必ず説明をしています。

清野の本業で実施する場合は清野の視点からのみの注意点を説明していますが、今回のようにライト・キャリア・ガーデンとして受託したエニアグラムのセミナーは、中村の視点から特性論との違いなど心理学的タイプ論についての捉え方を共有し、更に安全で偏らないエニアグラムのセミナーを提供しています。

 

メインの内容である「エニアグラム」は、各タイプとの より良いコミュニケーションのポイント“NG対応 に焦点を当てた内容で、ご自身の仮タイプを探る絵のワークも行いました。

 

190人の方々がご参加下さった中で、エニアグラムのタイプを少しでも肌感覚でご体感いただきたく、この人数で席替えをしていただいたり、自己開示をしていただいたりもしましたが、皆さまがとても速やかにご協力くださり、知識伝授型ではなく参加型のセミナーを実現できたと感じています。

 

結びには、再び中村がVUCAワールドといわれる正解のない時代である現在の状況解説、そしてその時代を生きるわたしたちが、働き方や在り方についてどのような姿勢を持つことが100年人生を豊かに生きられるのかを「キャリアの視点」で問いかけ、本日のセミナーをまとめました。

 

今回のセミナーもいつものライト・キャリア・ガーデンのスタイルで、開始前や休憩時間、個人ワーク中はボサノバの音楽を流し、進行も清野がメインを務めつつも中村も絡んで掛け合いをしながらカジュアルに進め、お陰様でとても好評をいただきました。

3月にこのお話をいただいてから、研修担当理事の方々にはワーク実施のご理解やご協力をいただき、当日も大変細やかなお心遣いをいただきました。(いただいたお飲み物にメッセージを添えて下さるホスピタリティに清野は感激しました🍀

大変貴重な場をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。

 

(清野)