スマートワークライフ#Nikko 2022ワーケーションモニターツア「冬」(報告)
秋のモニターツアー(2泊3日)に続いて、冬のモニターツアー(第1弾:1月23日~、第2弾:1月30日~)でもプログラムの一部を担当させていただきました。今回は1~5泊までを選んで参加していただく内容。その中で私たちライト・キャリア・ガーデンは第1弾で「全体オリエンテーション」「キャリアデザイン・ワークショップ」「キャリアBar」の3コンテンツでファシリテーターを務めてきました。
第1弾は1月26日と27日の2日間
初日は、23日から随時ワーケーションを体験していた個人参加の皆さんと、26日から企業単位で2日間参加される皆さんとの交流イベントのファシリテーション。
所属や役職を伏せて、一人ひとりのパーソナルな部分にしぼっての自己紹介からはじめました。企業単位で参加されているワークモードの皆さんと、個人で参加されている皆さんの心的な距離をできるだけ縮めるのが目的です。
そして、5名ずつのグループに分かれて4色のブロックを使って、「好きなコト」「できるコト」「まわりから求められるコト」「収入になるコト」をキーワードに、それぞれの仕事選びの基準についてシェアしていただくワークをとおして交流しました。
その後は「キャリアデザイン・ワークショップ」のはじまり。
清野が自己理解と理解と他者理解を深めるための「エニアグラム・ワークショップ」をファシリテート。
さらに、その日の夜は宿泊先の日光金谷ホテルのワーケーションルームで「キャリアBar」を任意参加で開催。残念ながらワーケーションルームでの飲酒はできなかったので「キャリアcafe」になってしまいましたが、「複業が認められたらやりたいことある?」などの話題でフリートークの時間を過ごしました。
2日目は中村が午前中はLife Shift ワークショップ、午後はレゴ®シリアスプレイ®体験ワークショップをファシリテート。
まずはじめに「こどものころに誰にあこがれていたか」を思い出してもらい、それぞれのピュアな「在りたい姿」について向き合っていただきました。その後、人生100年を豊かにするために必要といわれている「無形資産」(生産性資産、活力資産、変身資産)のそれぞれについて、参加者お一人おひとりがどのくらい持っているかの棚卸し。「無形資産」に含まれている他者とのつながり(仲間、自己再生の友人関係、多様なネットワーク)についても、具体的な関係を可視化するワークにチャレンジ。午後のレゴ®シリアスプレイ®体験では、3つのテーマに取り組んでいただきました。まずは、ブロックで組み立てたタワーを「これまで積み上げた自分のキャリア」に見立てて、1つ1つのパーツに意味を持たせて語っていただきました。2つ目のテーマは「10年後の在りたい姿」。10個のブロックを選んで、それぞれの10年後の在りたい姿のモデルをつくり言語化するワーク。最後に、在りたい姿を実現している自分が住みたい「理想の街」を組み立てていただきました。そして、その組み立てたモデルの中から、いちばん大事にしたい箇所を取り出して、参加者全員が持ち寄った「いちばん大事な個所」を組み合わせて、一つの街をつくるワークで終了しました。
第2弾は2月3日の最終日
「森づくりから始まる日光の ”食” 体験ツアー」の締めくくりに、SDGsカードゲームを担当させていただきました。この日の午前中は、日光天然氷をつくっている「四代目徳次郎」さんの切り出しの現場を訪問して、貴重なお話しをうかがい、普段は立ち入ることはできない氷池や氷室をのぞかせていただき、さらに作業を体験させていただきました。
現在、天然氷づくりの現場を担っている山本仁一郎さんの静かだけれど熱く語るお話に私たちも心が熱くなりました。天然氷に使う湧き水は日光に降る豊かな雨とそれを蓄える豊かな山々があるからこそ。。。このまま世界の気温上昇が続くと、日光の天然氷づくりは消えてしまう。。。そんなことを体感してから、それぞれが経験を自分ゴトとして落とし込むヒントにしていただこうというSDGsカードゲームでした。
翌日は私たちもバケーション。スマートワークライフ#Nikkoのメンバーでいつもモニターツアーをいっしょに盛り上げてくださっている鷲頭勇弥さんのお店「勇庵」へ。TV番組「博士ちゃん」でも取り上げられた日光の新名物「ゆばたまご焼き」を美味しくいただいてきました。「勇庵」では夏になると、「四代目徳次郎」さんの天然氷を使ったかき氷も食べられるそうです。日光へ行ったら是非「勇庵」へ。
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