この冬最後の火が灯された暖炉の温もりを感じながら、自由学園明日館にて「LifeShiftセミナーVol.9」を開催しました。今回も前回と同様に「ドマーニ」という教室をお借りして、7人の方々がご参加下さいました。新型コロナウイルスの感染状況を鑑みて、直前までオンライン開催にするかについて検討を重ねておりました。しかし人数制限等の感染対策を講じた上で対面での実施をできたことで、より充実した時間を過ごすことができ、とても嬉しく思っています。

　さて、今回のテーマは「複業、パラレルキャリアのはじめ方とその実際」でした。以前にもオンライン開催した際に取り扱ったこともあるテーマですが、今回はファシリテーター２名が実際に取り組んでいる「複業」について紹介しつつ、参加者同士でディスカッションを行いました。

冒頭で「副業」と「複業」の言葉の違いについて少し触れた場面がありましたが、対話が進む中で私がもう1つ違いを感じたのは、「複業」は始めようとして始まる訳ではないということでした。

自身の現在のキャリアについて悩み、現状とは離れた位置にある何かを形にしたいと考えたとき、それを叶えるために様々なアクションを起こし続けた結果が「複業」という働き方になるのではないかと感じています。（Minako）

以下、参加者の声をご紹介します。

●“複業”を実践されているお二人の、そこに至るまでの経緯や想いをお聞きして、人生における選択肢の多様さを感じました。それを何を基準に選び取って深めていくかで自分の中の充実度は変わってくると思うのですが、中村さんが図解して下さったコンフォートゾーン、ストレッチゾーン、パニックゾーンに当てはめてみると、これからのキャリア選択において１つ分かりやすい指標が出来たように感じます。

●本日はセミナー開催していただきありがとうございました。種をまける時にまいておくことの大切さ、小さく試すちょっとのチャレンジ等、頭に残る言葉をいくつもいただけて、とても有意義な時間でした。