「海派?それとも山派?」 Yo

海派?山派?と尋ねれれたら山派かな。

海に魅力を感じないわけではなく、あれこれ考えずに惹かれるのが山。

 

「孤独に疲れたら、海へ行きなさい。孤独を深めたければ、山へ行きなさい。」

 

学生時代だったと思うのですが、テレビドラマのこんなセリフが妙に心に残って手帳に書き留めたことを憶えています。

どんなストーリーかはすっかり忘れていますが、女優の大地真央さんのセリフでした。

 

私が山派なのは何も孤独を愛するからというわけではないと思いますが、「山ごもり」なんていうことばもあるように、他者とのつながりを離れて一人になれる非日常の場を求めて山へ向かおうとするのかもしれません。

若いころに始めたバードウォッチングやカヌー(川下り)の趣味も確かにそんな指向で見つけたもののような気がします。

 

カヌーといえば、海でやるシーカヤックっていうのもあります。

未だやったことはありませんが、もしかすると岸を離れて海へ出るという行為は、山へ入るという行為よりももっと他者とのつながりを離れることなのかもしれません。

山とは違って、誰とも足元がつながっていないわけですから。

 

人生100年時代、未だ開拓していない海で一人になる楽しみが残っていると思うと少しワクワクします。連休中のステイホームでそんなことを考えています。